暑さが続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。77歳になった私のもとには、最近、知人が病に倒れたという知らせが多く届くようになり、少し気分が沈んでおります。それでも、体調面では改善が見られています。薬の効果と、昼食をコンソメスープのみにする習慣のおかげで、ヘモグロビンA1cは6.6まで下がり、体重も35歳当時の83kgに戻すことができました。健康診断では特に問題は見つからず、PET検査やMRI検査の結果も良好です。
血圧がやや高いため薬を処方されていますが、夕方にビールを飲むと血圧が急に下がって、最高でも110程度になるため、これは良いことだと思い主治医に報告したところ、「ビールは非常に危険」と厳重に注意されました。血圧上昇の要因は血管の老化や老廃物の蓄積にあるそうで、アルコールがそれを溶かし、細い血管を詰まらせる危険があるとのこと。とはいえ、私は3日に1回と決めて、ビールを楽しんでいます。もし「ビールを飲むと頭が冴える」と感じている方がいれば、一度注意してみてください。
さて、お待たせしていたIECEE CBスキームのNCB(国内認証機関)としての当社の認証カテゴリの追加について、まもなく認定書が発行される段階に入りました。受注営業はIECEE(IEC電気電子機器認証制度)事務局から進めるよう指示されておりますので、IEC 62368やIEC 60335シリーズなどのCB証明の受注を開始いたします。今回のカテゴリ追加は、お客様の要望に加え、電気用品安全法におけるJIS規格のIEC化に備えたものです。将来的にJIS規格が完全にIEC規格と整合すれば、CBレポートをもってPSE(電気用品安全法)認証が可能になるのではと期待しています。
さらに、2025年6月16日には、経済産業省の日本産業標準調査会基本政策部会より「新たな基準認証政策の展開 ― 日本型標準加速化モデル2025」が発表されました。その中で「我が国に不利な国際ルール形成が進む懸念がある」と危機感が示されており、標準化・認証の取組の加速のために、①特定分野における国主導の戦略的標準化、②国内認証機関の強化、という二点の推進が必要とされています。詳細な資料はインターネットで公開されていますので、ぜひご一読ください。
上記の②については、経済安全保障の観点から、日本国内で評価・認証業務を行い、かなりの収益を得ている外国系機関に対して当社のような国内の機関と同様の税負担を求める議論につながることを期待しています。
趣味の日本蜜蜂も元気に巣の出入りを続けています。しかし、近所の路上でマムシがとぐろを巻いているところにほぼ毎晩でくわしているため、非常に困っています。
先週は韓国に出張しました。現地ではDXが日本以上に進んでおり、バスの乗車もアプリでのチケット購入とスキャンで済ませる仕組みになっていました。かなり戸惑いましたが、親切な韓国の若者に助けられ、無事に仕事を終えて帰国することができました。