中国市場監督管理局(China State Administration for Market Regulation)と中国国家認証監理委員会 (CNCA)は、2018年6月15日にCNCA2018年第11号公告《強制性製品認証目録及び実施方式の改革と調整に関する公告》を発表致しました。
主な内容は以下となります。

  1. 一部の製品(附属文書1参照)が強制製品認証の対象品目から除外されました。
    (製品の例:電動チェーンソー、ブラウン管、コンピュータゲーム機、学習機、モデム、ISDN端末、バイク用エンジン、自動車用クラクション、工業用カプラ、工業用プラグ・コンセントなど)
  2. 一部の製品(附属文書2参照)に対し、2018年10月1日より自己宣言方法が追加されます。(付属文書3参照)
    (製品の例:情報技術機器・AV機器のうち、定格電圧が5VDC 以下、公称定格消費電力が15W(または15VA)未満で、かつ電池充電機能がない機器(クラスIII 機器)、小電力モータ、小型交流アーク溶接機、モーターコンプレッサなど)

また、上記公告に基づき、中国品質認証センター(CQC)は、2018年6月15日付通知でCCC 認証から除外される品目のCQC任意認証への転換の運用を発表致しました。
主な内容は以下となります。

  • 該当品目に対し既に取得されたCCC 認証書は、申請者の希望によりCQC 任意認証書へ転換が可能となります。
    但し、転換が可能なCCC 認証書は、現況が「有効」もしくは「一時停止」のもののみです。
  • 2018年6月15日より該当品目に対する新規CCC申請を受け付けません。
  • CQC任意認証書への転換を希望される場合、2018年9月15日までに付属文書2の「確認書」に署名を行い、CQCに提出すれば良いとされています。
    上記転換手続きに関するCQC費用は無償となっております。
    尚、CQC任意認証においては、マーク使用許可申請手続きが必要であり、認証書の年間費用・定期工場検査等の維持費用が発生致しますことを御留意ください。

詳細は原文URLを確認下さい。
http://www.cqc.com.cn/www/chinese/c/2018-06-15/553619.shtml

弊社では、強制性製品認証自己宣言方法における自己選択試験所及び強制性認証指定試験所での試験実施手配並びにCQC任意認証への転換について代行が可能です。
御見積書の発行等に付きましては、CS部まで御連絡ください。