弊社では船舶用電気製品等の評価を行うことができます。
お客様のご要望に合わせ、単項目の試験から複数項目の試験に対応可能です。

実施可能な試験項目は下記の内容となります。
(一部の試験は外注委託を行う場合があります)

【船用材料・機器等の承認及び認定要領(日本海事協会)第7編1章】

【環境試験】
  耐候性試験
  (1) 温湿度試験: 恒温恒湿器による試験の実施。 
温度範囲は-40℃~+80℃、
              相対湿度30%~95% 
(試験方法IEC60068-2-2、2-30参照)

  (2)塩水噴霧試験: 5%塩水濃度、8h実噴霧
16h放置を3サイクル(72h)行う等
              (試験方法IEC60068-2-52参照)

【振動・衝撃試験】
   (1) 振動試験: 製品及び梱包状態での振動試験の実施が可能です。
     (試験方法IEC60068-2-6参照)

   (2) 使用環境振動試験: 指定された製品の共振周波数を求め、
      その周波数で耐振試験を行います。

   (3) 衝撃試験:使用時及び輸送時の衝撃を模擬した試験等

【電気製品の外郭保護性能等級試験】試験規格IEC60529参照
   電気製品の外来固形物(手、鋼球、鋼線、粉塵)や水からの保護性能に関する試験
  

【EMC(電磁両立性)試験】IEC61000-4シリーズ、船舶用機器指令、IEC60945
   ・電波暗室にて、電気・電子機器の電磁両立性に関する以下の試験を行います。
   
    (1)静電気放電イミュニティ試験 
    (2)放射電磁界イミュニティ試験
    (3)ファーストトランジェント・バーストイミュニティ試験 
    (4)サージイミュニティ試験
    (5)伝導無線周波数妨害イミュニティ試験 
    (6)電源故障・短期変動イミュニティ試験
    (7)伝導低周波妨害イミュニティ試験

   ・製品から発生するノイズレベルを測定する試験を行います。

    (1)伝導性エミッション試験、
    (2)放射性エミッション試験を行います。

船舶用機器に関する他の試験項目も実施可能です。

また弊社ではお客先のご要望に応じ、試験実施に必要な専用治具の設計を行い、
使用時に対応した試験環境を提案することも可能です。