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CEマーキングについて

2025-06-26

現在の機械指令(2006/42/EC)が出て、日本でも大手の機械メーカーが対応に追われた1990年頃、明確には覚えていないが当時、製品安全申請代行業のA社、監督省庁、あるTÜVの3社でのCEマーキング対応セミナーが東京で実施された。その後、セミナー内容に大きな疑問を持たれた大手の工作機械メーカの取締役の方が、私の小さな事務所に訪問されました。機械指令での対象機械は殆ど自己適合宣言で良いと、DTI(英国の組織)からのガイドブックなどを見せながら説明をさせていただきました。30分位の説明とお客様からの質問に答えたところ、急に「弊社の工作機械CEマーク対応審査を引き受けてください。君が自信がないならTÜVラインランドを使っても構いません」となかば強引に説得されて、機械に対するCEマーキング対応業務に関わることになり、無事に対応をすることが出来ました。何日か過ぎてから、突然“日経メカニカル社”から電話がはいり、“CEマーキングのすべて―各指令の解説と対策―”という書籍を出したいので、記事を書いていただけないかとの依頼があり、僅か10余名の小さな会社にとって大きなチャンスと受け止めて“内部火災と感電に対する保護、保護度合や汚損度合など決定”という題目で寄稿しました。その時の書き出しに、“多くの設計上の問題点は、根拠のない情報を基にした取り組みから発生することが多い”と書いたのですが、今も製品安全評価・認証業務の世界に同じ問題が残っているように強く感じます。
セミナー主催側でなく、参加も求められなかった私に記事を依頼してくれた機械メーカーの方々の裏での後押しだったと最近、経済産業省から出された文章を読むとやっと私の姿勢を認めてもらえたと一人、自己満足する最近です。是非、皆様もご一読よろしくお願いします。

新たな基準認証政策の展開-日本型標準加速化モデル 2025-
https://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun-kijun/jisho/pdf/2025model.pdf
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