平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、弊社の活動方針をご案内させていただくにあたり、まずは皆様の日頃からの温かいご支援とご愛顧に心より感謝申し上げます。お客様お一人お一人のご期待にお応えし、より一層のサービス向上に努めてまいりたいと存じます。
お客様のニーズに柔軟に対応し、迅速かつ正確な評価・認証業務を遂行することで、皆様の事業の成功に寄与してまいります。私どもの取り組みについて、以下に詳しくご説明させていただきます。
私たちは民間企業のサービス業務としてビジネスマインドを持った活動で、お客様に喜んでいただけるサービスを提供できるように技術者、組織、組織のシステム運営を行っていきます。
お客様に信頼され、感謝される組織づくりをし、ISO 17021(マネジメントシステムの審査及び認証を行う機関に対する要求事項)に基づき、公平性、独立性、誠実性を重視した高い倫理観を持つ技術者を育成します。常に最新の知識と技術を習得し、専門性の向上に努めます。
そしてすべての業務担当者が、業務完了時に「業務を担当させていただきありがとうございました。」とお客様に感謝の気持ちを伝えられる優秀な技術者を育成していきます。
住本守氏からISO 17025, ISO 17065について2年間指導を受け、それに基づいて業務を行っております。
さらに私自身、研鑽に励み長岡技術科学大学大学院 工学研究科修士課程 システム安全工学専攻で学ぶ機会を得て教授から、「本を探せ、もっと読みなさい。」と指導を受けて出会ったのが、“我が国の第三者検査機構を語る”という書籍でした。
その後、東京大学の鈴木一人先生の 経済安全保障と企業のリスク管理 特別講座で学んだ後に、一橋大学の江藤学先生に学びました。その結果、製品安全評価・製品安全認証業務は民間企業がビジネスマインドを持ってサービス業務としてすすめることだと解釈しました。
監督省庁のお言葉にもこのようなものがありました「コスモスさんのような民間が、もっと声を上げてください。」とまるで応援歌をいただいたようで喜ばしい事です。
製品安全評価・認証業界、並びにコスモス・コーポレイションのために業界で一番倫理観を持つ中村幸一郎氏がJETの理事長になられたとお聞きしました。
出る杭は打たれるような行政指導とばかり考えていましたが、能力や独自性を尊重する動きも徐々に広がっています。
ですが、日本国は法の下には公平であると理解し信じていますが、製品安全評価・認証業界やその評価に使用する規格などが、“国民のより安心・安全への配慮”を基本に作られ動いているとは言い難い部分があります。
業界の一部の皆様には耳の痛い内容になるかもしれませんが、“国民へのより安心・安全配慮の立場”で、機会あるごとに私の思いを発信させていただきます。
今こそ”一念一行”を私の生き方にしていきたいと思います。
代表取締役 濱口慶一