近年、各国でもIEC60601-1 第3版 への移行が進んでおり、日本におきまして
も、上記を基に作成されたMOD(修正)規格である、JIS T 0601-1:2012が発
行されております。

また、本IEC規格は2012年にAmendment 1が発行されており、日本もこれに合わ
せたJIS T 0601-1追補1が2014年1月に発行されております。

このJIS T 0601-1は、多くの医療機器の承認・認証基準として引用されてい
る、とても重要な基本規格と言えます。

旧版であるJIS T 0601-1:1999の経過措置期間は2017年5月31日までとされて
おり、この日までに最新版への適合をご確認頂く必要がございます。

経過措置期間の終了日までは、まだお時間がございますが、この度の改正で
は、リスクマネジメントの評価の導入等、旧版との相違点は大きく、それに伴
い評価項目も増えていることから、お早めのご準備、ご対応を頂くことをお勧
め致します。

なお、対応にお困りのお客様においては、弊社エンジニアによる技術相談や、
旧版から最新版への規格移行に伴う製品の評価業務も行っております。

これまで他の機関等にて対応されていた装置であっても、安価かつ迅速に規格
格上げ等の対応を実施させて頂きますので、お気軽に御問い合わせください。