EN60950-1(情報処理機器)、EN60065(AV機器)において新規格が
発行されております。継続出荷されている又は出荷される可能性がある場合、
強制日までに新規格に適合する必要がございます。

対応がされていない製品を市場に流通させると、EC指令の適合違反となり
処罰の対象となりますので、御社製品の適合宣言書に記載されている
規格の年号をご確認頂き、新しい規格での対応が既に完了しているか
ご確認ください。

【改訂される規格】
●EN60950-1:2006(2nd)
 <強制日>
⇒2013年1月24日以降 EN60950-1:2006(2nd) A12:2011での対応が必要
⇒2013年3月1日以降 EN60950-1:2006(2nd) A1:2010での対応が必要 

●EN60065:2002(2nd)
 <強制日>
⇒2013年1月24日以降 EN60065:2002(2nd) A12:2011での対応が必要
⇒2013年10月1日以降 EN60065:2002(2nd) A2:2010での対応が必要 

【改訂に伴う必要対応事項】
●EN60950-1:2006(2nd)、EN60065:2002(2nd) A12追加
 A12:2011では、耳に装着する個人用音楽プレーヤー、
 および個人用音楽プレーヤーでの使用を意図したイヤホンや
 ヘッドホンからの過度の音圧に対する保護が要求されています。

 対象機器: 手持ち/装着型のCD/MP3プレーヤー、
 音楽再生機能つきの携帯電話およびPDAなど
 外部アンプへの接続時など、イヤホン/ヘッドホンを使用しない場合、
 および補聴器またはプロフェッショナル用機器などに関しては除外されます。

●EN60950-1:2006(2nd) A1追加
 LED評価規格としてEN62471が適用やファンブレードに対しての
 保護の要求等、たくさんの変更点がございます。

●EN60065:2002(2nd) A2追加
 工具やコインを使用して取り外し可能な拡声器の内部端子に対する接触性の
 評価や表示要求、故障状態で温度制限値を超えてしまう基板に対する
 難燃性評価の要求等の変更点がございます。

上記に該当しない機器であっても強制日以降は
上記規格の版を含んだ評価およびCE宣言を行う必要がございます。
弊社では、上記各種規格格上げの評価を行っております。
年度末頃にはご対応が込み合う恐れがございますので、できるだけお早い目に
ご手配されることを、お勧めいたします。

まずは、予算取りの為のお見積もりだけでも承っておりますので、
お気軽に営業部まで御連絡お願い申し上げます。
なお、これまで他の機関等にて対応されていた製品であっても安価且つ迅速に
規格格上げ等の対応を実施させて頂きますのでお気軽に御問い合わせください。